神経ブロック注射の効果

民間療法や手技療法との違い

 

椎間板ヘルニアや挫骨神経痛などの痛みに苦しんでいる人の中には、神経ブロック注射で痛みを緩和させている人も多いと思われます。神経ブロック注射による治療は整形外科、麻酔科(ペインクリニック)で行っています。

 

整形外科は、マッサージなどの手技療法とは違い、その違いの一つが「精密検査」です。「X線レントゲン検査」「CT検査」「MRI検査」といった骨格や筋肉、関節を詳細に検査するための方法が豊富にあり、正確な身体の状況を調べることができます。

 

民間療法や手技療法では触診による判断となるので、患部把握における正確性は整形外科にはかないません。そして、即効性のある神経ブロック注射が可能なのも整形外科の特徴です。

 

痛みが突然襲ってきても、仕事があるので痛い痛いと言っているわけにはいかない人がほとんどでしょう。「今すぐこの痛みをとりのぞきたい」といった緊急性のある場合にオススメなのが、神経ブロック注射です。

 

神経ブロック注射なら、即効性の鎮痛効果が得られます。主な神経ブロックには、末梢神経の圧迫によって発症している神経痛に対して行う即効性のある硬膜外ブロック、神経圧迫が起こっている神経に直接局所麻酔を注入する神経根ブロック、神経に対する解熱鎮痛ではなく、関節や筋肉に対する注射であるステロイド注射があります。